アコースティックギターで最初に取り組むべき練習方法
名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。
アコースティックギター初心者が最初にすべき練習方法をいくつか紹介します。
これらはスポーツでいう基礎練習のようなものです。
単調で毎日続けるのは少し大変ですが、スムーズに出来るまで継続的に練習することが大切です。
また、練習方法は手や指先に負担のないよう、各自でアレンジしても構いません。
目次
まずはチューニングから
「チューニングって練習する内容なの?」って言われることが多いのですが、非常に大切なことです。
演奏するギターのチューニングが合っていなかったら、何を弾いても間違っているように聴こえます。
そのため、毎日演奏を始める前に時間をかけてチューニングを確実に出来るようにしましょう。
慣れてきたら、瞬時に耳でチューニング出来るようになります。
それまではチューナーや音叉を使って、しっかりチューニングをする方法で慣れましょう。
※チューナーを使ったチューニングの仕方は過去記事に記載しています。
右手のストローク
右手のストロークは、スナップを使ってリラックスしてスムーズな状態をキープ出来るようにしましょう。
そして、左手で全ての弦を軽く触りミュートした状態で、1弦から6弦までをまんべんなく上下にピッキングします。
肘からの上下のストローク、手首の回転やスナップを使ったストロークなど、振り幅を変えてもリラックスして演奏出来るよう意識して練習して下さい。
この練習方法は力を抜いてもピックがずれないような力の入れ具合を探す作業でもあります。
※ストロークの基本事項は過去記事でも紹介しています。
左手のコードワーク
右手のストロークが安定してきたら、今度は実際にコードを押さえてみましょう。
最初はCFGなどの初歩的なコードを覚えて、それぞれの形を覚えたらそれらを繋げて弾けるようにしましょう。
※C・F・Gメジャーコードの押さえ方については、過去記事を参考にしてみて下さい。
コードワークの難しいポイントは、コードの切り替えです。
なるべくスムーズにコードを切り替えることが出来るように練習していきます。
この練習では、最初から押さえたコードがしっかり鳴らなくても気にしなくても大丈夫です。
慣れてこれば徐々にしっかりコードが鳴る様になります。
「ストロークするのか、アルペジオでバラバラに弾くのか?」など様々な方法で演奏できますが、まずは右手のやり方は特に気にせずに、左手だけで次のコード、次のコードへと移行出来る様にすればいいでしょう。
ある程度慣れたら、右手のストロークやアルペジオを使って練習してみて下さい。