【ギター】スウィープのコツを伝授!まずは基本の形から

スウィープピッキング

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ギターソロにおけるド派手な必殺技の一つである「スウィープ奏法」

これをコード進行に合わせてアプローチすれば、速くてメロディアスなサウンドを表現する事が出来ます。

スウィープには様々な形がありますが、まずはコードに合わせた形から覚えていくことをオススメします。

そして、攻略のコツはズバリ「余弦のミュート」です。

目次

はじめに

まず始めに、これから説明していくやり方はあくまでも自分の経験によるものなので、違うやり方のギタリストもたくさんいます。

そのため、それぞれのいい部分や自分にとってやりやすいやり方を組み合わせて、自分のスタイルにしていきましょう!

 

右手のピッキング

 

まずは、スウィープ奏法のピッキングから解説していきます。

よくピックを寝かせるというやり方があるのですが、あまり寝かせすぎると細かい往復がやりにくくなります。

基本とする構え方や角度、スウィープピッキングの強さを紹介するので、それぞれを参考にしながら微調整していくのがいいでしょう。

★構え方:ピックを垂直気味に立てる

★ピックの当て方(角度):やや順アングル気味でフラットに当てる

★ピックの当て方(強さ):浅めに優しく当てる

 

基本的な構え方や使っているピックの硬さや大きさでも違いが出るので、とにかく自分が1番やりやすいやり方を信じる事が大切です!

 

左手のフォーム

 

左手の構え方次第で、スウィープ奏法がやりやすくもやりにくくもなります。

そのため、まずは土台となるフォームを作りましょう。

使う弦の本数によって構え方も変わってきますが、ここではいずれ縦横無尽にフレットボード上を弾き倒す事を前提とした話をします。

重要なポイント

スウィープ奏法ではクラシックフォームを基本としますが、重要なのは親指の位置でも指の角度でもありません。

「人差し指と小指の先が揃っている(小指は少し曲げて余裕を持つ)状態」が、自分の思うクラシックフォームの基本となります。

6本弦スウィープをやる時に6弦から1弦に行く時に、構えをロックフォームにする方もいますが、なるべく同じ状態で弾くのがコツです。

 

もちろん、フレーズの締めがチョーキングなどのスウィープでは無くなる場合はいいのですが、スウィープが続く時やそのままスケール弾きに移行したりする際に、指と弦の距離がバラバラになると、タイミングがずれて弾きにくくなってしまいます。

ちなみにこの話は超速の世界の話なので、そもそも速度を出さないアプローチであれば、そこまで気にしなくても大丈夫です。

 

スウィープの練習方法

では、具体的なスウィープ練習方法に入っていきます。

まずは「6弦8F/5弦7F/4弦6F/3弦5F」と押さえましょう。

全部押さえっぱなしでいいので、「6弦ダウン⇒5弦ダウン⇒4弦ダウン⇒3弦ダウン⇒3弦アップ⇒4弦アップ⇒5弦アップ⇒6弦アップ」・・・といった要領で、メトロノームに合わせて16分音符で弾いていきます。

ひたすら左手の構えに慣れることと、右手はリズムに合わせる事を徹底しましょう。

 

テンポ設定は、まずオルタネイトピッキングで弾いてみて、そこからどんどん上げていくのがコツです。

オルタネイトでは辛くなってくるくらいが、スウィープの開始に適しています。

スウィープピッキングに慣れてきたら、弦を少しずつずらしていったり、12F以上のハイポジションや1Fを使ったローポジションなどでも練習してみましょう!

 

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