ギターの塗装料金相場はどれくらい?依頼前に要チェック
ギターの塗装についての料金の相場はどのくらいなのでしょうか?
もちろん作業工程やギターのタイプ、塗装の種類によって大きく変わってきます。
ここではそれらの違いを考えながら、ギターの塗装を依頼する前に知っておくと良い大切なポイントをいくつか紹介します。
目次
ギターの塗装を依頼するということ
今自分が使っているギターの塗装が気に入らなかったり、あまりに傷だらけになって塗装が剥がれてきて見た目が気に入らなかったりした時に、再塗装を考えることがあります。
ここで覚えておかなくてはならないことがあります。
ギターを再塗装するということは、今までの塗装を一度剥がして、木材に再び塗装をしなければなりません。
この剥がしの作業の料金も考えておきましょう。
工房によってはポリエチレンは剥がすことが出来ても、ポリエステルはお断りというところもあります。
まずは、自分のギターの塗装がどのようなものなのかをチェックしなければいけません。
エレキギターとアコースティックギター
工房によってはソリッドのエレキギターは再塗装を受けてくれても、アコースティックギターやセミアコは受けないというところもあります。
基本的にアコースティックギターの塗装を剥がして、再塗装することは非常にリスクが高く、工程が多くなることが多いために、料金も大幅に上がる場合が多いです。
そのため、アコースティックギターの場合では、再塗装を依頼しても、新品を新しく購入することを勧められる場合もあります。
エレキギターの再塗装
エレキギターの再塗装ではまずネックとボディがどのように繋がっているのかで料金が変わります。
ボルトオンのギターはネックを取り外して、ボディの再塗装が可能なため、スルーネックのモデルより料金が安くなります。
スルーネックのギターでは、その分料金が割り増しになるので覚えておきましょう。
また、ボディやヘッドに付いている様々なパーツを一度取り外して、再び組み直すという工賃もかかります。
(個目1~2万円前後です)
タイプ別の料金相場
ボルトオンネックのエレキギターのボディの場合、塗装の剥がし作業が3~5万円程度です。
ネックも同様に再塗装するなら合わせて6~10万円程度になります。
ポリ系塗装ではネックで2~3万円、ボディで3~4万円になります。
ラッカー系塗装ではネックで3~4万円、ボディで4~6万円になります。
この値段は、塗装の種類によって変わります。
メタリック塗装やラメを入れたり特殊な塗料では、さらに値段が上がります。
(個目マジョーラカラーのように角度によって色が変わって見える塗料など)
まとめ
これらの工程を考えると、ボルトオンのエレキギターやポリ系再塗装では最低12万円程度は見ておきましょう。
そして、ラッカー系再塗装では最低14万円程度は見ておきましょう。
また、スルーネックに関しては、さらに追加で1~3万円は見ておくのが無難です。
このように考えると、ギターの定価にもよりますが、新品を購入することをお勧めするリペアショップが多くなることも不思議ではありません。
それでも、自分が大切にしてきた楽器を再び生き返らせる、というつもりで再塗装することはあります。
最近のリペアショップは、各工程の値段を細かく料金表で提示してある場合がほとんどですので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
EpiphoneのB.B.KingModelの塗装変えをお願いした場合、幾ら程、何日間かかりますか?
やまと様
コメントありがとうございます。
楽器の状態や塗装の内容によって金額や納期が変わってきますので、リペアショップに直接ご連絡をお願いします。
お力になれず申し訳ありません。