ギター入門書でおすすめのものはありますか?

これからギターを始めるに当たって、オススメする入門書やその使い方を紹介します。

クラシックギター、アコースティックギター、エレキギターでそれぞれ役立つ入門書はあるのでしょうか?

また、あればそれらのテキストをどのようにして毎日の練習に取り入れていけば良いのでしょうか?

今回はそのテーマで考えてみましょう。

目次

クラシックギター


改訂新版 カルカッシ・ギター教則本

クラシックギターの場合、必ず押さえておきたい入門書と言えるテキストがあります。

それは、「カルカッシギター教則本」です。

何十年もの間、クラシックギターの教則本として使用され、改訂を続けているベストセラー中のベストセラーです。

 

ギターの構え方や発音のフォームからアルペジオのパターンや演奏スタイルにわたるクラシックギターの演奏スタイル、練習方法をほぼ全て網羅したものです。

基本的なテクニックをマスターするためにこのテキストを練習しながら、より一般的な楽曲集を並行して練習するというクラシックギターのギター教育スタイルが長い間主流となっています。

 

アコースティックギター


初心者から上級者まで幅広く対応 アコースティック・ギター教本 中川イサト著 (楽譜)

 

中川イサト氏のアコースティックギター教本は、様々なスクールで採用されており、アコギ初心者の入門書と言えるテキストでしょう。

テキスト内の練習用コード進行はオールドスクールな内容で、最近のアコースティックギター演奏で脚光を浴びているスラミングなどはカバーしていませんが、ストローク、フィンガーピッキング、アルペジオからカーターファミリーピッキングまで様々な演奏スタイルをカバーしています。

このテキストを基本的なテクニックの習得に使用して、併せて自分の練習したい楽曲を使っていくのが良いでしょう。

 

 

エレキギター

ストラトタイプ

エレキギターの場合、システマティックに様々なテクニックを網羅し、同時にリーディングやリズムプレイまで練習できるような理想的なテキストはなかなかありません。

というのも、あまりに広範囲にテクニックが発展し、様々な音楽スタイルにエレキギターが使用されるようになっているからです。

そのため、リアルプレイヤーズスクールではエレキギターの入門書として特定のテキストを紹介はしていません。

 

それよりも、練習したい楽曲を実際に生徒に選んでもらって、その曲の中から様々なテクニックを練習することの方が実践的だと考えるからです。

ただ、どの生徒もある程度のリーディングやコードの知識、スケールの知識を身につけているほうがより広範囲に自分のスタイルを拡げる事ができるので、そのための基本的なテキストは紹介しています。

 

バークリー音楽院で採用されているテキスト


バークリー/モダン・メソッド・ギター Vol.1【CD付】

モダン・メソッド・ギターは、バークリー音楽院で採用されているテキストです。

このテキストはアコースティックギター、エレキギターの基本的な知識を身につけるために必要な様々なテクニックや練習が網羅されています。

インストラクターの監督のもと、効率よくギターを学びたいと考えているのであれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

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