ブルースギターの第1歩-初心者でも大丈夫!
名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。
今回はギターでブルースを演奏してみましょう。
難しいことは何も考えずに、コード進行に対して最小限のスケール知識を覚えて、弾き始めてしまうことがコツです。
スポーツの場合でも、初心者が全てのルールを覚えてからやるわけではありません。
実際にプレイしながら、その時に必要なルールを覚えていけばよいのです。
まずはトライ!
目次
最初に覚えること
ブルース未経験の場合、まずはペンタトニックスケールを覚えましょう。
ペンタトニックスケール
ペンタトニックスケールというとメジャーペンタトニックスケールとマイナーペンタトニックスケールが代表的です。
ここではマイナーペンタトニックスケールを使います。
コード進行を覚える
キーがAのブルースの場合、A7,D7,E7という三つのコードが出てきます。
(※もちろんブルースといっても様々なバリエーションのコード進行があり、他にも様々なコードが使われる場合もあります)
この三つのコードに対してそれぞれ違うスケールを当てはめることもでき、そうする事で様々なフレーズのバリエーションが生まれるのですが、それは経験を積み重ねていった状態で考えます。
実際にアドリブを取ってみよう
ここではキーセンターと言われるアドリブの取り方を考えます。
コード進行の中でコードは変わってもキーはAのままであると考えて、Aのマイナーペンタトニックスケールで全体を通してアドリブするのです。
はじめはこれだけで問題ありません。
実際のライブシチュエーションでもこれだけでソロをとる人も多いです。
(※各コードに対してより繊細に違うスケールを当てはめる事で、よりコード進行を活かしたアドリブも取れます)
実際にコード進行を流し、四分音符、八分音符、十六分音符、三連符など様々なリズムでスケールを往き来してみてください。
これに慣れてきたら、ブルースのフレーズを耳コピしてアドリブに取り入れてみましょう。
ブルース演奏時の注意点
AマイナーペンタトニックスケールをCから弾くと、Cメジャーペンタトニックというスケールになります。
使う音は同じですが、スケールの基準音をAにするかCにするかで響きが全然変わってくるので、試してみてください。
AマイナーペンタトニックスケールとCメジャーペンタトニックスケールは全く別物で、違う状況で使われると考えておきましょう。
セッション曲一例
最後に、キーAでよくセッションで演奏される曲を紹介しておきます。
「CROSS ROAD」:CREAM
ロバートジョンソンの原曲を、エリック クラプトンがロック的なリフで演奏しているブルースです。