アコギでフィンガーピッキングをしてみよう
名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。
アコギ(アコースティックギター)では、フィンガーピッキングを用いることで非常に効果的なバッキングをすることができます。
そこで今回は、2フィンガーピッキング、2フィンガーのバリエーション、3フィンガーピッキングの代表的なスタイルを、よく使われるコード進行で紹介します。
自分のプレイをより拡げられるよう、活用して頂ければ幸いです。
目次
アコギでの簡単なフィンガーピッキング
2フィンガーピッキングの演奏例
1,3拍目の低音弦は親指で弾き、2,4拍目の高音弦は人差し指で弾きましょう。
場合によっては低音弦をピックで弾くために親指人差し指を使い、高音弦を中指で弾くことでコードストロークからのスイッチが楽になります。
フィンガーピッキングのみ、ピックも使うスタイルのどちらも出来るように練習しておくと便利です。
2フィンガーのバリエーションの演奏例
1,3拍目の低音弦を親指で弾き、2,4拍目は人差し指と中指で弾きます。
3本の弦を使用する場合には、人差し指から薬指を使い弾きましょう。
3フィンガーピッキングの演奏例
各拍の頭に低音弦が配置されており、それらは親指で弾きます。
そして、高音弦は3弦を人差し指、2弦を中指で弾きます。
ゆっくりのテンポで間違えなく弾けるようになってから、除々にテンポを上げていきましょう。
フィンガーピッキングとピックを使い分けることの効果
アコギでコードをストロークするバッキングとフィンガーピッキングのバッキングを使い分けることで、音楽的な面白さがいくつか生まれます。
1.音量を変えられる
Aメロをフィンガーピッキングで演奏し、サビをコードストロークにすると、サビで音量も大きくなり、盛り上がる感じを作れます。
つまり、一本調子にならないダイナミクス差のあるバッキングができる、ということです。
2.アレンジに深みを作り出せる
ピックでのコードストロークやアルペジオだけでなく、フィンガーピッキングの様々なスタイルを使えれば、「イントロ/Aメロ/サビ/ブリッジ/アウトロ」など、曲のセクションごとに違うバッキングを当てることができます。
アコギのフィンガーピッキング時の注意点
ナイロン弦のクラシックギターやエレキギターのスチール弦に比べ、アコースティックギターの弦はテンションが高いスチール弦となっています。
長時間強く弾くと爪にかなりのダメージを与えるため、爪が割れないようにケアをしっかりすることが重要です。