ギターの反りを修正したいのですが、やり方が分かりません【Q&A】

ストラトタイプ

ギターのネックはとてもデリケートなパーツなので、温度や湿度にすぐに影響を受けて反ってしまいます。

弦を替えたばかりなのに、フレットを押さえると弦がビビってしまう。

今まで弾いていた時よりも、弦の高さが極端に高くなってしまった。

こういった症状はネックの反りが原因の可能性があるので、この記事でネックの反りの修正(調整)方法を覚えてしまいましょう。

目次

湿度の影響を受けやすい

多くの場合は楽器のメンテナンスを怠ったり、ケア不足が原因でネックの反りが起こります。

具体的には、極端に高い(低い)温度の場所に置きっぱなしにしたり、湿度の高い場所に置いておくとネックに大きなダメージを与えます。

そのため、車の中に置きっぱなしにしたり、梅雨どきにケースに片付けずに置いておくことはなるべく避けた方が良いです。

ケースに乾燥剤を入れて、日の当らない場所に保管しておく癖をつけましょう。

 

ネックの反りの種類

ギター 反り01

ネックは弦の張ってある力で引っ張られているため、はじめは弦の張ってある側に反っていることが多いです。

これを「順反り」と言って、よほど極端な反りでなければ問題ありません。

ただ、テクニカルなプレイヤーは順反りが大きいと弦高が高くなるため、なるべくネックが真っ直ぐになっている状態を好む傾向もあります。

 

順反りの逆に、弦の張ってある側の反対方向に反ってしまっているのを「逆反り」と言います。

この場合はフレットを押さえると特定の場所でノイズが出たり、ひどい場合には正しいフレットの音が出ません。

この状態になったネックは修正が必要です。

 

反りの見方

その1

ネックをヘッド側、ブリッジ側から見てみましょう。

フレットの端と弦の間が上手く緩やかな弧を描いていれば順反り、フレットの特定部分が盛り上がってしまっている場合は逆反りの症状です。

逆反りの症状が出ている場合は、盛り上がっているあたりを押弦して弾いてみましょう。

もし音が詰まったりノイズが出たりしていたら、ネックの修正が必要です。

その2

1フレットと最終フレットを同時に押さえて見てください。

この時に12フレットと弦の間に隙間はできていますか?

0.3~0.5ミリの隙間ができれば正常な状態ですが、全く隙間がない状態の時は逆反りになっている可能性が大きいので、ネックの修正が必要です。

 

ネックの修正(調整)

ギター 反り02

ネックの反りの修正は、トラスロッドというネジを回すことで行います。

ギターのタイプによりますが、ヘッド部分、ネックとボディーの接点に調整ネジがあるので確認してみましょう。

ストラトタイプの中には、ネックを一度ボディーから外さなくてはならないモデルもあるので、もし不安ならプロに修正してもらうのが無難です。

 

ネックを上にして順反りは時計回りに、逆反りは反時計回りにトラスロッドを回していきますが、トラスロッドはかなり硬いので注意してください。

また、一度に多く回すと必要以上に反ってしまったりするので、楽器店のリペアマンは1日に90度以上レンチで回さないように気をつけています。

 

修正時の注意点

ネックの反りの修正は、非常にデリケートな作業になります。

初心者の方はまずは楽器店のリペアに依頼するか、経験者に教えてもらってギターにダメージを与えないように気をつけてください。

また、単純な反りではなく、ネックがウネウネとよじれていたりする場合には、ネックアイロンという道具で熱をかけながらネックを修正するため、この場合は楽器店に修正・修理を依頼してください。

普段からこまめにネックの状態をチェックしておけば大きな反りになる前に状態を戻すことができるので、メンテナンスはこまめに行うクセを付けておきましょう。

コメントをどうぞ

サブコンテンツ

このページの先頭へ