スライドにもコツがある?基本動作をチェック!

スライド

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ギターをはじめとする弦楽器のテクニックの一つであるスライドは、実は非常に大切なテクニックです。

スライドを使うことによって、無機質なフレーズを表現豊かに演奏したり、フレーズを演奏する難易度が大きく変わることもあります。

そこで今回は、スライドのコツを順番に解説していきます。

目次

スライドの基本動作

 

ある音をピッキングしたり、ハンマリング・プリングなどで発音した後、押弦している指を次に出したい音まで滑らす事により、次に出したい音が発音できます。

スライドでは、人差し指から小指までどの指も使用します。

大幅なポジションチェンジでは比較的基準となる人差し指を使用する事が多いといえますが、フレージングによっては他の指も同様の頻度で使用するので、練習する時には全ての指で練習しましょう。

ある決まったフレットから次のフレットまで動く事をスライドと言い、決まってない場所までアップ、またはダウンさせるグリッサンドと混同しやすいので気をつけてください。

 

音が途切れてしまう要因

スライドは押さえた指を滑らせると説明しましたが、この時の力の入れ具合が問題になります。

スライドさせる指を滑らせる時に押弦する力が弱すぎると、スライド中に音が途切れてしまいます。

はじめは音が途切れないよう、強めに押弦した指をスライドさせて、少しずつ力を抜く加減を覚えましょう。

逆に常に力が入りすぎていても、指先が痛くなってしまったり、音程が正しくなくなる場合があります。

 

正しい位置まで指を運ぶには

スライドする先のフレットを見ているようにしましょう。

視線がスライド先に事前に届いていないと、正しいフレットで指が止まりません。

そして、もう一つ大切なコツがあります。

答えはシンプルで、ズバリどれだけ普段からスライドを練習しているかどうかです。

フレージング練習を繰り返して、まずは正しい位置にスライド出来るように慣れてください。

 

ステージで緊張していると、とってつけた練習量では正しくスライドできません。

緊張しているだけでなく、演奏で盛り上がっている時も同じように、普段のテクニックが充分に発揮できません。

そのために普段の練習を繰り返し、寝ぼけていてもフレージング出来るようにする事が非常に重要になってきます。

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