ギター・ピッキング時に弦に引っかかるのは何故?

オルタネイトピッキング

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ギターを演奏している時、ピッキングがスムーズに感じられない事はありませんか?

ピックが弦に引っかかるように感じられる場合、その結果演奏のリズムが良くなくなったり、音量や音質にバラつきが出たりします。

ピックが引っかかるいくつかの原因をリストアップしてみたので、順番に確認して見て下さい。

目次

ピッキング時に弦に引っかかる理由

ピッキング時にピックが弦に引っかかる理由には、いくつかの要素があります。

ピックの深さと角度、そして右手のフォームが引っかかりの主な原因になるのですが、それらを個別に考えていきましょう。

ピックの深さ

ピックが弦に当たる深さが深すぎると、ダウンピッキング、アップピッキングに関わらず引っかかりを感じます。

これは、ピックのエッジと弦が擦れる長さが長くなる為です。

この引っかかりは特に巻き弦で起こりやすいですが、ピックスクラッチなどでエッジがザラザラに削れたピックの場合、巻き弦でなくても引っかかりが強くなります。

 

ピックの角度

ピックが弦に当たる角度によって引っかかりを感じます。

ダウンピッキングではピック先端が下を向きすぎている場合、アップピッキングではピック先端が上を向きすぎている場合に引っかかります。

オルタネイトピッキングではダウンピッキングとアップピッキングが交互に行われるため、どちらかに角度が偏った場合、反対方向のピッキングで引っかかることになります

そのため、ダウンピッキングとアップピッキング双方で、バランス良い角度のコントロールが必要です。

 

右手のフォーム

右手のフォームには多くのスタイルがあります。

その中でピッキングの引っかかりを作り出してしまう原因になるのが、右手とギターの接地点

ピッキングする右手とギターの接し方によっては、引っかかりが出てしまいます。

特にピッキング時に右手の薬指や小指をボディに立てて右手を支えると、ピッキングのモーションを大きく損ないます。

スムーズなピッキングを目指すのなら、フォームを考えなおすと良いかもしれませんね。

ピッキングフォーム別の補足

手首の上下でオルタネイトピッキングをするスタイルやハミングバードの場合はもちろん、指の屈伸運動でオルタネイトピッキングを行うスタイルでも注意が必要です。

ピックを持つ深さによっては、屈伸運動する指が弦に実際に触れてしまうことになりかねないため、十分気を付けましょう。

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