ジャズ・フュージョン系アウトサイドフレージングその1 解説ページ

ジャズ・フュージョンでよく使われるアウトサイドフレージングの基本的なアイデアやコンセプトを少しずつ紹介します。

アウトサイドフレージングと言っても、ただ単にクロマチックな音を入れたりするのではなく、Cマイナーにとって意味のあるコードを仮想して、そのコードからのフレーズを挿入、その後でまたCマイナーのトーナリティに戻ることで、一瞬フレーズがグニャっとずれたスリリングな響きを持たせることができます。

このようなアイデアは様々にあるので、一度に全てを紹介することはできないので、数回に分けてアウトサイドの基本的なコンセプトを紹介します。

この動画の冒頭のデモ演奏でも多くのスピーディなアウトサイドフレージングを使っていますが、説明用の動画なので、それぞれのフレーズを紹介する際には実際に使用しているテンポよりゆっくりなテンポで弾いています。
実際には150から200bpmで演奏できるようにしておくと様々なジャンルに対応できるので便利です。

今回はオルタードスケール(オルタードドミナントスケール、スーパーロクリアンとも呼ばれます)をフレージングに利用する方法です。

コードがCマイナー一発の時、CマイナーペンタトニックやCナチュラルマイナー、Cドリアンスケールを使うことは一般的であり、元のコードにとてもフィットしたサウンドになります。フィットする反面、サウンドが単調になったり、使用できる音に限りが出てきます。

そこでより不思議な響きを持つサウンドを元のコードに乗せることを行います。
これをスーパーインポーズと言いますが、この動画ではCマイナーコード上にCマイナーキーのドミナントコードであるG7を仮想して、そのG7に対してGオルタードスケールを弾くことで変わった響きを得ています。

動画内でも説明していますが、このGオルタードスケールのフレーズがCマイナーのフレーズにつながっていく(解決する)ことで、非常にスリリングなサウンドを持たせることができるのです。

ここで紹介しているフレーズ例は動画の2:22あたりで使われているもので、様々なCマイナーのフレーズにつなげられるように練習してみてください。

 

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オルタードスケールを使用したフレーズ例の譜面と、ギターを始められたばかりの方用に、今回の関連動画内で使用しているloop音源を用意しました。
練習用にお使いください!

譜面はこちら→altered
音源はこちら→loop-1

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