チューナーを使ったギターのチューニング方法
名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。
ここではチューナーを使用したギターのチューニング方法についてを解説していきます。
ギターを弾く前には必ず各弦のチューニングをしっかり合わせ、正確なピッチで演奏することを心がけましょう。
超初歩的な要素ですが正確なピッチの状態のギターを演奏することで聴覚がより早く発達します!
目次
チューニング前の準備・注意点
ではまずはギターのアウトプットとチューナーのインプットに確実にシールドを繋ぎましょう。
この際もしチューナーのアウトプットに繋いでしまった場合にはチューナーに信号が向かわないため気をつけてください。
またチューナーを使用する前にはチューナーのバッテリーに問題がないことも忘れずチェック!
バッテリーに問題があると正しく音程を検知することができません。
そしてギターのボリュームがフルテンになっていることもチェックです。
これはボリュームが0だと信号がチューナーに向かわないためですね。
以上のことを確認した上で早速チューナーを使ってギターのチューニングを始めていきましょう。
実践編
今回はフィクスドブリッジ(※ブリッジが固定されているタイプ)のギターでチューニングを進めていきます。
現在流通しているギターのチューナーの種類に関しては、各弦を指定してチューニングするチューナーより、何弦が鳴っているのかをチューナー自身が感知してチューニングするクロマチックチューナーが大半となっています。
このタイプのチューナーの場合、6弦を正しくチューニングするためにはチューナーの表示が6弦を示していなければならないというワケですね。
もし6弦をチューニングしているのに4弦や3弦と表示されていた場合には正しくチューニングできないので注意してください。
これを踏まえて実際にチューニングをしていきますが、チューニングは6弦から順番に行いましょう。
6弦からチューニングをしていく理由ですが、低音弦(太い弦)を調整するときには他の弦に影響を与えやすいので、逆側の1弦からチューニングすると低音弦をチューニングした際に、正しくチューニングした高音弦が狂いやすいためです。
6弦側から1弦に向かって丁寧に数回チューニングを繰り返すことでチューニングが安定します。
ペグを回してチューニングをする際には音を高くするには弦を引っ張る方向へ、音を低くするには弦を緩める方向へ回しましょう。
またチューニングは対象弦の音を伸ばしている間だけペグを回して下さい。
音が止まっている間にペグを回すとしっかりとしたピッチに音程を合わせられません。
なるべくゆっくりとペグを回すことでより正確なチューニングができるということも必ず覚えておきましょう。
最終確認方法
ここでは「REAL PLAYER’S SCHOOL」ギター教室講師である「林剛史」先生のチューニングの最終確認方法を紹介します。
最終確認で使うコードはEのパワーコード。
コードを押さえた際にチューニングにズレがあった場合にはピッチの合っていない音が揺れ出すため、自身の耳でもピッチのズレを判断することが出来ます。
なお動画で使用しているEのパワーコードの押さえ方は「5弦=2フレット(人差し指)」「4弦=2フレット(人差し指)」「3弦=4フレット(薬指or小指)」となっています。
(※6、2、1弦の開放弦も鳴らしています)