ギター演奏時の指の痛みの原因と克服方法

スライド

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ギターを弾き始めた頃は、弦を押さえると指に痛みを感じることが多いと思いますが、これは慣れるしかないのでしょうか?

また、他に原因があるなら、その原因を取り除くことで指の痛みを軽減できるのでしょうか?

今回は、指の痛みの原因と克服方法を解説していきます。

目次

左手の指の痛み:機材が原因の場合

チョーキング

どんな人でもほとんどの場合、弾き始めて1、2週間は指先が赤く腫れたり痛みを感じるのが普通です。

しかりそれ以上の期間、痛みが軽減されなかったり、逆に酷くなる場合には他に何らかの原因があるかもしれません。

そこで幾つかの原因と、簡単な解決方法をピックアップしてみます。

弦のテンションが高い

本来そのギターに張るベストな太さの弦よりも太いゲージの弦のセットを張ると、弦のテンションが高くなります。

結果的に押さえる力がより必要になってくるので、指先の痛みが中々無くなりません。

この場合、より細いゲージに弦を交換して、経過を見てみるのもよいでしょう。

弦高が高い

ナットのセッティングが元々高いという以外にも、ネックが大きく順反りになっている場合ブリッジやサドルが高くセッティングされている場合にも弦高が高くなります。

また、先述のように、太いゲージの弦を張った為に、ネックが大きく順反りになってしまうこともあります。

フレットが削れて低くなってしまっている

フレットが削れて低くなってしまっている場合は、相対的に弦高も高くなります。

また、よく押さえるフレットが削れていると、しっかり音を鳴らす為に強い力が必要になるので気をつけなくてはいけません。

フレットの削れが原因の場合、初心者の方が自分でギターを調整することは中々難しいので、まずは楽器店にギターを持ち込んでセッティングの調整をしてもらうとよいでしょう。

 

フレットの交換となるとかなりの出費になるため、なるべくフレットは新品の状態のものを購入することをおすすめします。

それ以外にも、普段気をつければ解消できる原因もありますので、次はそれらをピックアップしていきます。

 

左手の指の痛み:機材以外が原因の場合

Gコード 6弦ルート

チューニングが上手く出来ていない

初心者の方が正解にチューニング出来ない場合、本来の音程ではなく、より高い音程に弦をチューニングしてしまうことがあります。

その場合も弦のテンションは高くなり、指先の負担が大きくなります。

各弦とも、しっかりと指定された音程にしましょう。

正しいフォームで押弦していない

正しいフォームで弦を押さえる事が出来ていない場合、結果的に必要以上の力が必要になり、指先に負担がかかる事もあります。

特に初心者の方は、経験者のアドバイスやレッスンを受けて、正しいフォームで演奏する事が大切です。

 

まとめ

これらの原因を考えてみて、練習しながら経過を見てみてください。

指先が押弦の刺激に慣れるまで1、2週間はかかるかもしれませんが、少しずつ慣れていけば痛みは軽減していくと思います。

ただ、どんな時にも無理はせず、痛みが酷い場合はインターバルをとったり、指先の痛みが軽減されるまで練習内容を切り替えることも必要です。

また、慣れるまでチューニングを低くしたり、より細いゲージの弦を使うといったような様々な解決策はありますので、経験者のアドバイスを受ける事ができるとよいですね。

コメントをどうぞ

サブコンテンツ

このページの先頭へ