ギター・指板上の音の構成を覚えてコードワークに活かす

Gコード オープンコード

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ギターでコードを押さえる場合、膨大な種類のコードがあり、それらを片っ端から暗記していくことは大変です。

ではどうすれば良いのでしょうか?

実はギターの指板には基本的なルールがあり、一旦そのルールを覚えてしまえば、多くのコードをひとまとめに整理できてしまうのです

目次

指板上の音のルール

ギターの指板はパッと見ではとても複雑に音が並んでいる様に見えますが、実は非常に単純なルールがあります。

それでは、どの様なルールなのか説明しましょう。

各弦の始まる音は違いますが、同じ順序で並んでいるのです
(※どの弦もBの次のフレットはC、その次はC♯という具合です)

この事が大きなメリットを生み出します。

開放弦を使用しないコードフォームの場合、単純に指板上を横に平行移動するだけで、別の音をルートに持った同じコードが押さえられるのです

 

具体的な参考例

Gコード 6弦ルート

例えば、6弦3フレットを人差し指でセーハするGメジャーコードの形を覚えてみましょう。

これを1フレット上の4フレットに移動させれば、G♯(Ab)メジャーコードになります。

そのまま単純に指板上を移動させていくだけで、12の違うルートを持つメジャーコードが押さえられます。

さらに先行くコードワーク

ただし、あまりハイポジションではコードが押さえ辛かったり、前後のコードからポジションを大幅に移動させなければならなくなるため、他の弦をルートに持つメジャーコードを同時に覚えましょう

例えば5弦の3フレットをルートに持つCメジャーコードを覚えれば、それを平行移動して、12の違うルートを持つメジャーコードを押さえる事ができます。
(※マイナーコードでも同様です)

ただ、このルールは開放弦を含むと有効ではありませんので、開放弦を含まないコードで活用しましょう。

 

開放弦を含む場合

開放弦を含むオープンコードでも、少し工夫すれば同様に平行移動できます。

この場合、開放弦で鳴らしていた弦を押さえて平行移動すればいいのです

例えば、オープンCメジャーコードを移動させる場合、開放弦で鳴らしていた1、3弦を人差し指で押さえることで、違うルートを持つメジャーコードを押さえることができます。

コメントをどうぞ

サブコンテンツ

このページの先頭へ