メタル系の音作りをマスターする

ストラトタイプ

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ハードロックやヘビーメタルのような激しいジャンルを演奏する時は、ついテクニックに目が行きがちですが、実は【音作り】が重要になってきます。

アンプで作る歪みとペダルで作る歪みがありますが、基本的な歪みの考え方は同じなので、コツを覚えてしまえば自分で様々な音を作ることができます。

ギターの音はボーカルの声と同じようにバンドの顔になるので、しっかりとメタル系の音作りの基本を覚えて、格好いいサウンドを作っていきましょう!

目次

アンプでの音作り

アンプ JVM410H

まずアンプでメタル系の音作りをする場合ですが、大きく分けて2通りあります。

まず1つ目、最近のマーシャルやピービー5150のようなアンプ単体で激しく歪む場合は、アンプで基本の歪みを作りSD-1やTS-9のようなオーバードライブをブースター代わりに使います。

その際は、ゲインをあまり上げないようにした方がいいです。

 

アンプで十分な歪みがあるにもかかわらずブースターでもさらにゲインを足してしまうと、音が潰れてしまって全く抜けない音になるし、ノイズも激しくなってしまいます。

そのため、アンプで必要な歪みを得られる場合は、EPブースターのようなクリーンブースターのみでもいいと思います。

2つ目、オールドマーシャルやフェンダー系などのそこまで歪まないアンプを使う時は、適度なクランチセッティングにしておいて、ブースター代わりのオーバードライブで歪みを足します。

セッティング例(アンプ歪み)

ギター⇒クリーンブースター⇒オーバードライブ(ブースター)⇒アンプ(歪み)

 

ペダル(エフェクター)での音作り

エフェクター 繋ぎ方 03

次にペダルでメタル系の音作りをする場合ですが、基本はアンプの時と一緒です。

アンプの歪みをディストーションに置き換えて、それを基準に作って行きます。

注意点はペダルの数が増えるのでノイズ対策が必要になってくることで、用途や消したいノイズの種類によっても違いますが、DECIMATOR IIやNS-2あたりがオススメです。

セッティング例(ペダル歪み)

ギター⇒クリーンブースター⇒オーバードライブ(ブースター兼)⇒ディストーション→アンプ(クリーン)

 

イコライジングについて

マーシャル JCM-2000 1

歪みを中心に説明してきましたが、ここからはメタル系のイコライジングについて説明します。

これも様々なやり方や考え方があるとは思うのですが、自分が思う基本です。

低音部分の出方に関しては、ブリッジミュートで6弦開放弦や5弦開放弦などを弾いてみて、欲しいニュアンス(ズンズンやゴンゴン)に近付けて行きます。

高音部分の出方は、オープンコードのアルペジオを弾いて分離の仕方を聞いたり、ピッキングハーモニクスの抜け方で判断します。

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