ギターを使わない指のトレーニング方法

スライド

名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。

ギターを練習したくても楽器を持てない時には、どうすれば少しでも指のトレーニングができるのでしょうか?

今回は、通学中のバスや電車の中、アルバイト中に少し時間が余った際に出来る、効果的なトレーニングを紹介します。

 

ただし、これらのトレーニングだけを沢山やっても、

「最終的にギターをもってしっかり練習しないと効果は分からない」

という点を理解した上で活用して下さい。

目次

ギターを持たずにやる指のトレーニングの目的

本来はギターを持って実際に練習するのがよいのですが、それでもギターを持たずにやれる事があります。

それは指の分離トレーニングや、使用する指のイメージトレーニングです。

 

頭である指を動かそうと考えて、その指が実際にイメージした通りに動きますか?

薬指だけ動かしたくても小指まで連動してしまったり、薬指を動かそうとしても動くのは実際は中指だったり…etc.

これらは指先を動かす事をしっかり意識してから、実際に動かすようにする事で少しずつ思い通りになります。

コードやフレーズを弾く時に、思い通りの指が動くようにする準備だと思ってください。

 

トレーニング方法1

手を軽く開いた状態から、イメージした指を内側に曲げるトレーニングです。

手順1

動かしたい指をまず発音する
(※例:中指を曲げる)

手順2

実際にゆっくり動かす

手順3

動かした指を戻すと発音する
(※例:中指を戻す)

POINT

重要な点は実際に発音する事です。

発音する事でしっかりとイメージできるのですが、発音をせず他ごとを考えていたりして、別のイメージと指が関連付いてしまっては、せっかくの時間が無駄になります

小指だけ動かしたくても薬指が一緒に動いてしまったり、初めは思い通りに動かない事もありますが少しずつ慣れていきましょう。

また、慣れてきたら同時に複数の指を動かす事が出来るよう、練習してみてください。

 

トレーニング方法2

手を軽く握った状態から、イメージした指を外側に動かすトレーニングです。

手順1

動かす指を発音する
(※例:人差し指を伸ばす)

手順2

実際に動かす

手順3

戻す際にも発音する
(※例:伸ばした人差し指を戻す)

POINT

この方法でもしっかり発音する事を忘れないように。

また、握る力を強くし過ぎると、イメージした指だけを動かすのではなく、イメージした指以外をしっかり握ることになるため、分離練習としては効果が薄れるかもしれません

あくまで軽く握って、イメージした指だけを開くようにしてみてください。

 

まとめ

練習内容は単純ですが、発音(イメージ)してからその指を動かすこと、力まずにリラックスした状態で動かせるようにすることに集中しましょう。

短時間で何回やれるか回数を競うものでなく、丁寧かつ確実にイメージした指を動かすことが出来るよう、気を付けて下さい。

コメントをどうぞ

サブコンテンツ

このページの先頭へ