アコギの簡単~超絶奏法までを一挙に紹介!
名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。
今回はアコースティックギター(アコギ)の奏法について考えてみましょう。
エレキギターに比べてソロイングのテクニックより、よりコードやパーカッション的なプレイで特徴的な演奏方法が多くあります。
ストローク、アルペジオ、3フィンガーピッキングなどの一般的によく知られている奏法の他、パーミングやスラムといった奏法まで広く紹介していきます。
目次
ストローク
主にピックを用いて、押さえたコードをジャカジャカと弾く奏法のことです。
簡単なように見えて実は非常に難しいのは、手首のスナップを使ってキレのあるシャリーンという響きでコンスタントに弾くことや、次のコードにスムーズに移ってリズムが崩れないようにしなければなりません。
アルペジオ
左手で押さえたコードのフォームを、右手でストロークせずにピックや指で様々なパターンでバラバラに弾いていく奏法です。
分散和音とも言われますが、通常のコードフォームだけでなく、様々なテンションを加えることで非常に深みのあるコードの響きを作り出すことができます。
3フィンガーピッキング
親指で低音弦、人差し指と中指で高音弦をパターン的に弾くことができる、アコースティックギター特有の奏法です。
このテクニックだけに特化したコラムがありますので、そちらも参考にしてみて下さい。
ネイルアタック
右手の中指と薬指の爪を弦に当てることで高音域系のパーカシブな音をアクセントに加える奏法です。
ストロークのように指を振り抜かず、弦に爪が当たった後に、そのサウンドを伸ばす場合には爪をすぐに浮かせます。
また、爪を当てたままだとサウンドが伸びないので、その違いを使い分けます。
アーティフィシャルハーモニクス
左手で押さえたフレットの12フレット上を右手で軽く叩いたり(タッピング)、右手人差し指で触れながら、右手親指で弦を弾いてハーモニクス音を得る奏法です。
パーミング(ボディーヒット)
ボディを右手の手のひらや手首のあたりで叩くことで、「ドン」というドラムサウンドのような低音を得る奏法です。
場合によってはボディ側面を叩くことでより高いパーカッシブな音を得ることができるので、その二つを組み合わせてまるでドラムのようなバッキングをすることができます。
スラム
手首をボディーに当てる「ドン」という音を、弦を右手で叩く「チャッ」という音を演奏に加えることで、パーミング同様にパーカッション効果を得ることができる奏法のことです。