速弾き上達のために覚えておきたい5つの心得
名古屋の音楽教室「REAL PLAYER’S SCHOOL」です。
エレキギターを弾く上で多くの人が悩むポイントの一つが、「速弾きの上達」です。
「自分はバッキングプレイヤーだから・・・」とか、「速弾きも必要だけど曲の演奏がもっと重要だし・・・」。
色々な言葉で避けようとしても、やっぱりできた方がいいのが速弾きです。
ここで一気に見直してしまいましょう。
目次
速弾きが上達しない理由
生徒の多くが伸び悩む理由に、リズムマシーンやメトロノームを使って丁寧に練習をしないということがあります。
あるフレーズを徐々に速くスムーズに弾けるようにするなら必ずリズムマシーンやメトロノームを使いましょう。
それが速弾き上達の最も重要なルールです。
毎日テンポをBPM=1ずつアップさせたら1年後には現在より360以上も速く弾ける計算になります。
しかし、そうはいきません。
あるテンポでスピードアップができなくなります。
その壁を丁寧にアタックして効率よく練習するために、テンポの把握が必要なのです。
効果的な練習方法
重要なのはもちろんスピードですが、それも確実な発音が出来ていることが前提です。
自分が確実に弾けるテンポから徐々にテンポをアップしていきましょう。
ミスタッチやミスフィンガリングがない状態を、徐々にスピードアップしていきましょう。
「丁寧さ」が速弾き上達の鍵になります。
左右の手をシンクロさせる
右手の左手のシンクロナイゼーションに気をつけてください。
どれだけ速いオルタネイトピッキングができても、左手がそのモーションにシンクロしていないと、ただミスタッチのノイズが増えるばかりです。
シンクロできていないと、速くピッキングできる能力があればあるほどノイズが増えることになります。
このシンクロについては、特に客観的に判断してもらうことが上達の秘訣です。
現在の自分ができないことは自分で把握できないのです。
ピッキングのモーション確認だけのレッスンも設けられるほど、シンクロナイゼーションは速弾きの上達のために必要な要素です。
右手の脱力を心がける
右手のピッキングフォームやピッキングスタイルにも、幾つかのバリエーションがあります。
手首の上下運動によるオルタネイトモーション、ハミングバードピッキング、サークルピッキングなど、どのスタイルでも右手の手首から先に無駄な力が入っていてはスムーズなピッキングが行えません。
「右手の脱力」が速弾き上達のキーと言えます。
速弾きの練習は毎日すべき?
基本的なフォームやスタイルを作るまでは、毎日なるべく練習時間を作りましょう。
一度フォームができて安定的にハイスピードの演奏できるようになってしまえば、その後はある程度ラフな練習のペースでも問題ないというギタリストが多いです。
もちろん常に訓練できればそれが理想ですが、速弾きの他にもやらなければならないことはたくさんあります。
プロミュージシャンであれば、作曲やレコーディング、ツアーやプロモーションなど、単純な速弾き以外の音楽活動にも当然力を入れなければなりません。